在宅で月収50万円をWEBマーケター業務でクリアしたいけど、本当に可能なのか試算してみたことはありますか?
今回は、案件獲得リスクを回避し、複数で回すとどのようなイメージになるのかシミュレーションしています。参考にして頂き、イメージ作りにお役立ていただければ幸いです。
この記事を書いている
バリキャリ・”りあ”の目標は、60歳以降もお金を気にせず、
国内外旅行やショッピング、グルメといった”好きなことを
あきらめない”悠々自適な老後生活”を送ることです。
そのためには、80歳まで稼ぎ続けられるセカンドキャリアを
構築し、年金・貯金に手をつけない資金計画を考えています。
月収50万円を稼ぐシミュレーション

バリキャリの皆さんは今どのくらいの月収・手取りで過ごされていますか?
バリキャリの定義はありませんがインターネットで検索すると、一般的な正社員女性の平均年収は令和3年でも約390万円。年収500万円以上はハードル高めということで、一つのバリキャリ基準になっているようですね。
業務内容は下記6種類+広告・アフェリエイト収入で構成。単価が高い、またはご自身の得意分野だけに絞り本数を増やして50万円を稼ぐことも可能です。ただ、その場合、案件が無くなってしまうリスクへの対策が不足になるので、今回は雪だるま的に崩壊しないよう分散して考えました。
1.業務内容と平均的価格
価格と本数だけを考慮して考えています。広告・アフェリエイト収入も頼りにしたいので、
退職前1年の安定した稼ぎ+副業的な取り組みが必要です。

1ヶ月の業務量を整理
1ヶ月の作業ボリュームをより具体的数位に落とし込んでみました。作業時間は逆に言うと
この時間までに終えなければの目安になります。
1. ライティング(10記事)
- 1記事あたりの作業時間:3〜5時間(リサーチ含む)
- 合計作業時間:30〜50時間
2. SNS運用代行(2案件)
- 1案件あたりの作業時間:週5時間 × 4週 = 20時間
- 合計作業時間:40時間
3. ショート動画編集(5本)
- 1本あたりの作業時間:3〜4時間
- 合計作業時間:15〜20時間
4. 台本作成(8本)
- 1本あたりの作業時間:2〜3時間
- 合計作業時間:16〜24時間
5. YouTube編集(4本)
- 1本あたりの作業時間:6〜8時間
- 合計作業時間:24〜32時間
6. Canvaデザイン(10デザイン)
- 1デザインあたりの作業時間:1.5〜2時間
- 合計作業時間:15〜20時間
合計作業時間
- 最低でも140時間、最大で186時間
- 週5日働く場合:1日あたり7〜9.3時間
- 週6日働く場合:1日あたり5.8〜7.8時間
平日5日間+予備日土曜1日で考えて、一日の労働時間はどうにか会社員レベルまで来ています。ただ、これに案件獲得活動が加わったとしたら、1日1時間程度は時間が割かれます。よって、安定させるための案件確保は重要課題と言いえます。
想定される問題点
- コンスタントに案件を取れるか
- 毎月この案件数を安定して受注するには、営業活動(クライアント獲得)の時間も必要。
- スケジュール管理の難しさ
- 動画編集やライティングは 締切厳守 の仕事が多いため、複数のクライアントのスケジュール調整が必要。
- 突発的な修正依頼 が来るとスケジュールが崩れやすい。
- クオリティ vs スピード
- 早く終わらせるとクオリティが落ちる可能性あり。
- 特にYouTube編集は1本6時間以上かかるため、集中できる環境が必要。
想定される問題、それはやはり”コンスタントに案件をとれるか?”が肝となってきます。
案件をこなしていく中で、クライアントとの関係を強化すること、集客するための個人サイト構築が必要不可欠です。
その他、2つの問題点は、スケジュール管理であれば自分に合ったアップリケ―ションで
毎日管理すれば問題ありません。クオリティ・スピードも案件をこなす中でどのレベルが妥当なのかわかってきますので、”慣れで解決”と考えても問題ないでしょう。
1人で回すための対策
利益率を高くキープするなら、この月収50万円の段階では可能なら外注を使用せず、自分で回しきる方がいいです。ただ、ぎりぎり路線ですので、状況みて外注の使用有無はご検討
ください。
【時短テクニック】
① ショート動画や台本作成をテンプレ化
- 決まったフォーマットを作って作業時間を短縮。
- 例えば「ショート動画編集」は 編集テンプレート化 すれば作業時間を2時間程度に短縮可能。
② ライティングと台本作成を同時進行
同じテーマで記事と台本を作成すればリサーチ時間を削減。
③ Canvaデザインは事前にまとめて作る
1ヶ月分のデザインを 3〜4日で一気に作成 して、後は納品するだけにする。
④ 1〜2案件は外注
- 例えば、ライティング案件を外注すれば 30〜50時間分 を削減できる。
- YouTube編集のアシスタントを見つければ 編集時間を半分 にできる。
結論:月収50万円をひとりでこなすのは可能

いかがでしたでしょうか?
フルタイム(週5〜6日)ならギリギリ可能ですが、 スケジュール管理・テンプレ化・外注 も視野に入れて組み合わせるのが良さそうです。外注を使うのであれば、収入キャパを上げることも可能。
✅ スキルアップ後の価格帯 に移行すれば、 案件数を減らしても50万円を達成可能 なので、 長期的には単価UPを狙うのがベスト!
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価格設定: 自分のスキルや市場の相場を考慮し、適切な料金を設定します。高単価の案件を狙うためには、専門性を高めることが重要です。
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経費の管理: フリーランスとしての経費をしっかり管理し、税金対策を行います。青色申告特別控除などを活用することで、手取り収入を増やすことができます。
1. スキルの習得と実績作り

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基礎知識の習得: WEBマーケティングに必要な基本的なスキル(SEO、SNSマーケティング、コンテンツ制作など)を学びます。オンラインコースや書籍を活用し、基礎を固めましょう。
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実績の構築: 自分のブログやSNSを運営し、実際にマーケティング施策を実施します。これにより、ポートフォリオを作成し、実績を示すことができます。
2. 案件獲得のための戦略

- 案件獲得方法:
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クラウドソーシング: LancersやCrowdWorksなどのプラットフォームを利用して、初めは低単価の案件を受けて実績を積みます。例えば、月に5件の小規模なSEO案件(報酬1件あたり5万円)を受注することを目指します。
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SNSやブログでの集客: 自分の専門性をアピールするために、SNSやブログで有益な情報を発信し、フォロワーを増やします。これにより、潜在的なクライアントからの問い合わせを増やすことができます。
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知人からの紹介: 以前の職場や知人に自分のフリーランス活動を知らせ、紹介を依頼します。信頼関係があるため、案件を獲得しやすくなります。
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3. 具体的な案件の種類と数

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案件の種類:
- SEOコンサルティング: 月に3件、1件あたり10万円の案件を目指します。
- SNS運用代行: 月に4件、1件あたり5万円の案件を受注します。
- コンテンツ制作: 月に2件、1件あたり15万円の案件を獲得します。
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目標の設定: 上記のように、月に9件の案件を獲得することで、合計で約50万円の収入を見込むことができます。
4. 継続的な学習と改善

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スキルアップ: 定期的に新しいスキルを学び、業界のトレンドを把握します。特に、データ分析や最新のマーケティングツールの使い方を学ぶことが重要です。
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フィードバックの活用: クライアントからのフィードバックを受け入れ、サービスの質を向上させることで、リピート案件や紹介を増やします。
これらの具体策を実行することで、フリーランスのWEBマーケターとして在宅で月収50万円を達成することが可能になります。計画的に行動し、柔軟に対応することが成功の鍵です。